立川談志のダンディズム(前編)常識にかみつけ
先人たちの底力 知恵泉「立川談志のダンディズム(前編)常識にかみつけ」が4月2日にNHKEテレで放送されました。
前編のメニューは「二度と作れるもんか!勝手気ままな破天荒汁」
常識や道徳でがんじがらめの現代人。
亡くなった今も愛され続けている立川談志の生き方はそんな私たちの心を解きほぐす不思議な力があります。
常に本音を言い
たびたび客と喧嘩
政界に進出するも1ヶ月でクビ
破天荒、そんな言葉がよく似合う、立川談志の生きざまに迫る!
4月2日の前編は談志の反骨心はどう生まれたのか
4月9日の後編では落語家にとっての理想郷を追求した教育術に迫る!
本当の人間の生き方について考えさせられる2週連続のシリーズ
放送・再放送・見逃し配信
再放送
2019年4月9日 午後0時00分〜 午後0時45分
見逃し動画はU-NEXTで配信中!(2019年4/16まで)
※配信は終了しました。
放送内容
1952年16歳で柳家小さん五代目に弟子入りした談志。
しかし、その修行は忍耐そのものだった。
「修業とは矛盾に耐えることを覚えること」
そのような中、談志はあこがれの師匠の元でも、生意気な姿勢は変えなかった。
あるとき、小さんからお小言をくらう
「わたしぐらいのトシになるときっと思い当たるんだから・・・」
すると談志は
「じゃああたしも師匠ぐらいのトシになってから思い当たります」と口ごたえ。
なぜ生意気な姿勢を貫いたのか?
厳しい修業時代を経てついにデビューすると
マルチな才能を発揮。
頭に巻いたバンダナがトレードマークの談志師匠。
バンダナはインパクトを与えるため。
毒で客を惹きつけるまくら
胸の内に隠し持っている本音を言う談志の姿に、人々は熱狂した。
時には客とすら喧嘩する。
落語は説教でも美談でもない。
他人に対してだけでなく自分にも毒舌。自分のしくじりさえも笑いに変える。
人間の弱さや不器用さを隠さず愛するそれが談志だった。
亡くなった今も愛され続ける秘密がわかる今回の知恵泉「立川談志」、面白いです。
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