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ETV特集 追悼 中村哲さん「武器ではなく 命の水を」

今月4日、アフガニスタンで銃撃され、医師・中村哲さんが亡くなられた。
干ばつが続く大地で用水路をつくり人々に命の水を届ける活動を続けてきた中村さん。

 

12月7日放送のETV特集では、中村さんをしのび、その15年にわたる不屈の歩みを記録した2016年の番組「武器ではなく 命の水を」が再放送されました。

 

 

第17回ワールド・メディア・フェスティバル インターメディア・グローブ 金賞
第33回ATP賞テレビグランプリ ドキュメンタリー部門 優秀賞 受賞

再放送・見逃し配信

放送
2019年12月7日(土) 午後11時00分〜

 

再放送
2019年12月12日(木) 午前0時00分〜

 

見逃し配信
※ETV特集 追悼 中村哲さん「武器ではなく 命の水を」の配信は終了しました。

放送内容

この地で長年にわたり医療活動をつづけてきた中村哲さん。
中村さんとアフガニスタンとの出会いは1984年
国際NGOの医師としてパキスタンに派遣

 

そこで出会ったのはアフガニスタンから逃れてきた難民たち
故郷に戻っても医療も受けられないこと知った。

 

「目の前で困っている人を見捨てるわけにはいかない」

 

1991年診療所を開設、医療活動を開始

 

しかし、活動は壁にぶつかる。

 

2000年の夏、深刻な症状の子供が次々と運び込まれてきた。

 

接触性皮膚炎 水で洗えばよくなるが水がない
衛生状態が極端に悪化していた。

 

原因はアフガニスタンを襲った歴史的な大干ばつ。
井戸は完全に干上がっていた。

 

井戸には人々が殺到し、わずかな水を巡って争いが生じる
そんな中で起きたのがアメリカのでのテロ事件だった。

 

アメリカはウサマ・ビン・ラディンの潜伏先とされたアフガニスタンを爆撃した。

 

なぜ、このような状況の人々を攻撃することができるのか?

 

その後アフガニスタンに戻った人々に待っていたのは深刻な状況だった。

 

生活するための物がひとつもない。

 

「必要なのは100個の診療所ではなく1本の用水路だ」

 

中村医師は、白衣を脱ぎ捨て、用水路建設に乗り出した。

 

「緑の大地計画」

 

完成すれば10万人の生活を支えられる。

 

無謀とも思われる計画だった。

 

しかし、中村の意志は揺らがなかった。

 

毎日数百人の子供が命を落としている

 

用水路計画を見直す中、タリバンが活動を活発化し、治安が悪化

 

厳しい状況の中で中村の心をとらえたのは、家族のために汗を流して一緒に用水路建設活動を行うアフガニスタンの人々だった。

 

長年の努力の末、用水路は完成

 

干上がった大地は、広大な緑の畑へを姿を変えていた。

 

視聴して
長い戦乱状態にあるアフガニスタンの人々をさらに苦しめているのが干ばつでした。
水さえあれば助かる子供が次々と亡くなっていく。
テロ事件では大干ばつで多くの子供が亡くなる中でアメリカはアフガニスタンを爆撃しました。
そのような状況の中で中村さんはアフガニスタンの人々のために用水路を建設するという活動をつづけました。
どれだけの強い意志と、覚悟がなければできない活動なのかと、番組を見始めて目が離せなくなりました。
かつて死の谷と言われた干上がった大地に用水路を造り、緑の生い茂る大地になったその姿に感動しました。
私もこの番組を見て、初めて中村さんの活動を詳しく知ったひとりですが、できるだけ多くの方に中村さんのこれまでの活動を知ってもらいたいと思いました。

 

※配信は終了しました。

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