2024年8月18日放送
2020年1月の「100分de名著」は中国の古典『貞観政要(じょうがんせいよう)』です。
1月の「100分de名著」は魅力てんこ盛り! 1月1日夜10時からは稲垣吾郎さん司会の新春スペシャル「100分deナショナリズム」。ナショナリズムとの冷静な向き合い方とは。そしてレギュラーは出口治明さんによる「貞観政要」。今もこの本に叱られ続けているという出口さんが体験から語る解説が魅力!
— 100分de名著 (@nhk_meicho) December 25, 2019
中国史上1、2位を争うほどの名君と言われる唐の皇帝 太宗・李世民(598-649年)
太宗の政治に関する原稿はのちに1冊の本にまとめられ、日本でも
『帝王学の教科書』として徳川家康や明治天皇が愛読。
現代にも通じるビジネスに有効な知恵が豊富に詰まっていると言われます。
ゲストは、世界で初めてネット販売による生命保険会社を立ち上げた出口治明さんです。
『貞観政要』は出口さんによって座右の書だといいます。
日本のビジネスマンにも役立つことが満載と言われる貞観政要
「人の上に立つ人はどうあるべきか」
「部下はリーダーに対してどのように接すべきか」
などが書かれています。
放送 NHK Eテレ
毎週月曜 午後10時25分〜午後10時50分
再放送
毎週水曜 午前5時30分〜午前5時55分
毎週水曜 午後0時00分〜午後0時25分
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貞観時代に国を治めた皇帝の政治の要諦
舞台は七世紀中国の唐王朝
中国の歴史の中で1,2を争う名君といわれている太宗
中国で最も安定した時代のひとつが唐の貞観時代
貞観政要には、貞観時代の政治がまとめられています。
全10巻 40項目から成り、
太宗と側近らによる政治の議論が問答形式で綴られています。
2020年1月6日(月)午後10時25分〜10時50分
再放送:1月8日(水)午前5時30分/午後0時00分
部下の直言を受け入れ行動した太宗
貞観政要に書かれているのは、部下たちが皇帝・太宗を叱咤激励する様子でした。
部下からの厳しい批判・指摘を太宗が広い心で受け入れている様子が生々しく描かれています。
兄殺しのうしろめたさ、コンプレックスがあった太宗
名誉挽回のためには、良い政治をし、よい君主であったという治世を築くしかない。
諫言こそが政治を長続きさせるコツ
諫言(かんげん)=上司の過失を指摘して忠告すること
諫言を受け入れた太宗
トップは何でもできるが、部下に権限をあたえたら、その権限を侵すことはできない
2020年1月13日(月)午後10時25分〜10時50分
再放送:1月15日(水)午前5時30分/午後0時00分
「判断をするうえでいかにきちんとした基準をもてるか?」は、リーダーの最も大切な条件の1つである。
太宗・李世民は巧みなたとえを駆使して判断の座標軸を示していく。
「三鏡」
リーダーの心構えを3つの鏡に例えた
銅の鏡・・・一呼吸置け
歴史の鏡・・・教材は過去の歴史しかない
人の鏡・・・自分のことをよく見てくる同僚や部下をまわりにおく
2020年1月20日(月)午後10時25分〜10時50分
再放送:1月22日(水)午前5時30分/午後0時00分
組織を軌道に乗せ発展させていくための最も大事なポイントとは?
チーム力を鍛えるために、リーダーと部下を何をすべきか、について紐解いていきます。
人口5000万人にものぼる広大な土地を太宗はどのようにまとめたのか?
太宗は
「部下にまかせて待つこと」
だという。
リーダー
・部下の人数より質(少数精鋭)→少数のほうがうまくいく
・適材適所
・自治を与える
・信じて任せたら口を出さない
部下
貞観政要でもっとも書かれてあること
臣下「が諫める(いさめる)」=諫言(かんげん)
諫言テクニックも!たとえば事実で諫めること
2020年1月27日(月)午後10時25分〜10時50分
再放送:1月29日(水)午前5時30分/午後0時00分
組織を安定させるリーダーの心得とは?
創業と守成はどちらが大変か?
後継者選びについて
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※この記事の情報は2024年8月18日時点でのものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトでご確認ください。