「家族はつらいよ」あらすじと感想 山田洋次監督20年ぶりの人情喜劇

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山田洋次監督の家族はつらいよが8月3日より、U-NEXTにてDVDレンタルスタートと同時に動画配信が開始されたので、視聴してみました。

 

 

 

2012年の映画「東京家族」と同じメンバーが集結して寅さん以来20年ぶりの人情喜劇を演じます。
今どき3世代同居の昭和の香りただよう家族の熟年夫婦の離婚劇を描いた人間ドラマ。
熟年夫婦に起こった離婚騒動の顛末とは？

 

あらすじ
東京郊外で3世代同居する平田一家。主の周造は気楽な隠居生活を送っていた。
ある夜、いつものように酔っぱらって家に帰ると、その日が妻・富子の誕生日だと言うことを思い出す。
なんでも望みをかなえてやると言う周造に富子がお願いしたのは離婚届に判を押してほしいという願いだった。

なんてことないホームドラマと言ってしまえばそうなのですが、2時間をあっという間に魅せてしまうのはさすが山田洋二監督です。

 

周造さんは本当に昭和の香りただよう夫。日常の世話は妻まかせ。妻がいなければないもできないのに、感謝の気持ち１つ表現することなく、妻は長年のうっぷんを貯めている。
本気で離婚したい、という妻にそれでも別れたくないということすらできない。

 

 

今どきめずらしい3世代同居ですが、お父さんが救急車で運ばれた後、お葬式のパンフレットを手にする息子、などちょっとした1コマ1コマがリアリティあふれていたりウィットに富んでいたりして楽しめます。

 

それにしてもこのような昔ながらのホームドラマというのはもう最近のテレビドラマではなかなか見れなくなってしまいましたね。

 

昔だったらテレビドラマの王道のようなホームドラマですが、現在は映画としてお金を払ってみるくらい貴重なものになってしまったのかもしれません。

 

メインは周造と妻・富子の熟年離婚劇。そしてそれに巻き込まれてすったもんだする家族の物語。

 

私としてはあまりにも前近代的な周造さんが生理的に受け入れられませでした！

 

お母さんが　離婚したいと言った気持が本気でひしひしと伝わる（笑）

 

だから離婚してお母さん幸せになって！と思ってしまったけど、お母さんは離婚したい気持ちは「本気です」とは言っていたけどラストの結末を見ると本当に離婚する気持ちはあったのかな〜と最後はちょっと調子ヌケしてしまいました。
周造さん世代のお父さんが見たら最後のお母さんの言葉はやはり感動してしまうのかもしれませんが。

 

とはいいつつ、映画は映画として楽しめました。

 

現在は見放題で配信されているので無料トライアル期間で無料で視聴することができます。※

 

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※配信状況は2022年5月時点の情報です。動画配信サービスでの配信は時期により配信が終了する場合がありますので現在も配信されているかはU-NEXT公式サイトで今一度ご確認をお願いいたします。

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